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受験対策(国語・説明文読解)

「スマホやPC画面上での文字認識と、紙媒体での文字認識は異なる」という記事を読んだことがある。私自身、画面上で長文を読むのは苦痛で、新聞や本のようにじっくり読むことは苦手だ。画面上での読解は、画像認識に近いという。ラインのメッセージも、私ならメールの感覚で本文を作るが、若い世代では細切れに何度も送る人が多いらしい。

画面に慣れている若い世代にとっては、紙媒体で長文を読むことそのものが練習を要するだろう。いきなり新聞や本で読むのが難しい場合には、コナンやハンターハンターのような漫画で、文字数の多いセリフを丹念に読む練習から始めるとよい。

国語の読解問題(説明文)に取り組むときの注意点を挙げる。
・まず本文を読むが、説明文は本文そのものが難しい。内容を咀嚼しながら読み進めたいところだが、ここに特化した問題集や参考書は見当たらない。自分が受けた学校の国語の授業では、いろいろな先生が教科書本文の解説をしてくれたが、入試問題に役立つようなスキルを教えてくれた先生はいなかった。スタディサプリやユーチューブなどの動画で、講師の説明を聞きながら感覚をつかんでいくとよい。

内容理解をするときには、文ごとの役割(筆者の主張、理由、例示、結論、エピソードなど)と、前後の文との関係(対比、補足、言い換えなど)を確認しながら読んでいくのが有効だ。筆者が言いたいことはなにか、という軸を意識するだけでも違う。

・設問に取り組む。よくあるミスは「一般常識や自分の考えを基準にして答えてしまう」ことだ。根拠はすべて本文に求めなければならない。この点は推理小説に似ている。犯人が本文中の登場人物でなければそれは破綻しているということだ。かつて「ひぐらし」の第一作が正解率1%を謳っていたが、根拠は本文中に示されておらず(続編で明らかにされた)、破綻していたせいではないかと思っている。

抜き出し形式は比較的わかりやすい。基本的には下線部の近くから探すが、大きく離れたところにある場合もある。

「説明せよ」の設問は難しい。何をどう説明していいかわからないまま適当に書いてバツをもらってしまいがちだ。よくあるミスは、「自分の言葉で説明してしまう」ことだ。説明せよと書いてあるが、本文中に根拠を求めなければならない。ただし抜き出しでは求められる答にならないので、自分の言葉で該当箇所をつなぎ、補足しなければならない。

選択肢から選ぶ問題の場合、選択肢一つ一つを検討する必要がある。明らかな間違いや無関係のものは本文と照合するまでもないだろうが、微妙なものについては正確な判定が必要だ。私たちは本文を読んでいるようで、自分の想像や考えで補いながら内容を理解していることに気づいていない。だから、本文に立ち返り、照らし合わせる練習が必要だ。

しかも選択肢も部分によって正しかったり間違ったりしているので、選択肢の記述を切り分けて照合しなければならない。単語一つだけが間違っているとしても、それは不正解になる。

ここで問題になるのは、「本文の表現の言い換え」として許容されるものと、「違う内容」としてバツになるものの線引きが難しいことだ。判定の微妙なものはいったん保留にしておく。消去法でそれが残ればそれが正解だろうし、明らかな正解が他に出てくれば保留したものは不正解の選択肢になるだろう。保留が複数出てきた場合には、それぞれの微妙な箇所を再検討して、最終的に一つを選ばなければならない。

by sou-sai | 2025-08-24 09:48 | 学校と教育

総裁による、秘密のメモ。


by sou-sai